コンタクトレンズケア

コンタクトレンズケア

正しい使用法と取り扱い方を!

コンタクトレンズケアの重要性

目の外からの汚れ

矢印

ホコリ・花粉・化粧品・カビ・細菌

目の中からの汚れ

矢印

タンパク質・カルシウム・脂質・ムチン

コンタクトレンズケア方法

こすり洗いタイプ(MPS)

レンズに付着した「汚れを落とす」だけでなく、レンズの表面に付着した「雑菌を落とす」という効果もあります。

step_01洗浄

レンズケースを洗浄液で満たし、
はずしたレンズを手のひらにのせ、
洗浄液を3~5滴落として片面を人差し指で
約10秒間ていねいにこすり洗いします。 裏面も洗浄液を3~5滴落として
約10秒間こすり洗いします。

step_02すすぎ

レンズの両面を洗浄液ですすぎ、
表面の残留物を十分に取り除きます。

step_02消毒(保存)

レンズケースにレンズを入れ、
キャップをしっかり閉めます。
少なくとも4時間この状態で放置します
(この間に消毒が完了します)。
消毒後、レンズケースから取り出したレンズは
そのまま装用できます。

※目の健康のためにレンズを装用する直前に洗浄液ですすぐことをおすすめします。

レンズを取り出した後のレンズケースは空にして、水道の流水で容器内をよくこすり洗いしてからすすぎ、自然乾燥させてください。

つけおきタイプ(過酸化水素)

レンズ汚れが気になるけど、こすり洗いが面倒と思われる方におすすめです! 以下の説明は「AOセプトクリアケア」のケア方法です。

step_01

専用ケースにレンズを入れます
(レンズを挟まないように注意してください)。
ケースのガイドラインまで消毒液を満たしてふたを閉めます
(中和剤を入れるタイプもあります)。

step_02

常温で6時間以上放置します。
基本、そのまま装用できますが、
別売りのソフトコンタクト専用すすぎ液で
こすり洗いすることをおすすめします。

※消毒液でレンズをすすがないでください。

コンタクトレンズの正しいケア方法:ハードレンズのケア方法

step_01

保存ケースにレンズをセットし、
洗浄液を9分目まで入れてください。

step_02

決められた時間放置してください。

step_02

レンズをホルダーに入れたまま、
水道水で充分水洗いしてから
装用してください。

正しいケアをしないと…さまざまなトラブルの原因に!

巨大乳頭結膜炎

(きょだいにゅうとうけつまくえん)

コンタクトレンズに付いたタンパク汚れなどが
原因です。上まぶたの裏側(=結膜)に
白いブツブツができる
アレルギー性の眼障害です。
かゆみや眼ヤニが増え、コンタクトレンズが
上の方にずれやすくなります。
しっかりと洗浄をしましょう。

ウイルス性結膜炎

(ウイルスせいけつまくえん)

ウイルスの感染によって
引き起こされる結膜炎です。
角膜が充血し、目ヤニや涙が出たり、
ゴロゴロした傷みが出てきます。
コンタクトレンズをつける時はもちろん、
外す時も必ず手を洗いましょう。

角膜血管新生

(かくまくけっかんしんせい)

もともと角膜に血管はありません。
瞬きにより涙を循環させて酸素を
供給しています。しかし、コンタクトレンズを
長時間装用していると、角膜が
酸欠状態になり、酸素を供給するために
血管が生えてきて(新生して)、症状が進行すると
失明に至る可能性もある恐い病気です。
コンタクトレンズを着けたまま寝てしまったり、
長時間装用を繰り返すのはやめましょう。必ず度数の合った眼鏡を用意し、
帰宅したら眼鏡を切り替えることを
お勧めします。